北京時間8月25日、ロケッツの公式SNSが更新され、チームの夏季最新トレーニング写真を公開した。新加入のカペラはすでにロケッツの練習場に姿を現し、アーメン・トンプソン、ヴァンフリート、ジェフ・グリーンらと共に練習を行っている。米メディアはカペラがロケッツのシーズン後半において重要な役割を担うと見ている。
昨シーズン、ロケッツはシェンキンとアダムズの「ツインタワー」戦術で良い結果を出し、この戦術は次シーズンも継続される可能性が高いため、彼らはカペラを獲得した。カペラは最初に指名されたロケッツに戻ることになった。ロケッツのGMストーンは練習後のインタビューで、チームがツインタワー戦術を使用する必要性がこの契約の大きな理由だと語った。
よく考えると、この契約のロジックは非常に明確だ。昨シーズン、アダムズは過去2シーズン多くの試合を欠場したため、ロケッツは彼の出場時間を段階的に増やす戦略を取った。後半には出場時間が増えたものの、連戦のうち1試合は休ませる形を維持していた。
アダムズは昨シーズン全試合を無事にこなしたが、このベテランセンターに対して、ロケッツは今シーズンも慎重な起用を続ける可能性が高い。これこそがカペラの価値であり、特にシーズン後半において重要となる。
その背景には、ロケッツは1月までに連戦が1セットしかなく、1月以降からレギュラーシーズン終了までに13セットもの連戦を迎えるという事情がある。ロケッツのコーチ陣はまだアダムズの欠場を明言していないが、カペラ獲得の主な目的の一つはアダムズに十分な休息を与えることであり、さらにシェンキンにも休養の機会を提供できるようにすることだ。
昨シーズン、ロケッツのロースターには3人のセンターがいたが、ランドールの起用頻度は今シーズンカペラを使う計画に比べてかなり少なかった。シーズン初めにはカペラがアダムズに代わって出場する場面が見られるかもしれない。これは3人のセンター全員ができるだけ多く休めるようにし、最高のコンディションでプレーオフに臨むための措置だ。
米メディアは、ロケッツが今シーズンカペラをどのように起用するかにかかわらず、一つ確かなことがあると指摘している:彼らはNBAで最も優れたセンターのローテーションを持つことになるだろう。