WTTスウェーデングランドスラム：男子シングルスベスト8に4人進出、ユゴ3-0の圧勝、張本智和がまさかの敗退

北京時間8月21日、WTTスウェーデングランドスラム男子シングルス1回戦の4試合が終了し、ベスト8の4枠が決まった。その中でスロベニアのダコが日本の戸上隼輔を3-2で破り、ドイツのドゥダが日本の宇田幸矢を3-2で下し、日本の主力張本智和は2-3でアン・ジェヒョンに敗れ、ブラジルの名選手ユゴが呉晙誠を3-0で圧倒した。つまり、ベスト8はダコ、ドゥダ、アン・ジェヒョン、ユゴの4名となり、日本男子は全滅した！

中国代表の強敵であるブラジルのユゴ選手は勢いを維持し、1回戦で韓国の呉晙誠と対戦。圧倒的な試合展開を見せ、初局は11-4で相手を圧倒。第2局は呉晙誠も食い下がったが、ユゴが11-8で制した。第3局はユゴがさらに調子を上げ、呉晙誠を連続攻撃で引き離し、11-7で勝利。最終的に3-0のストレートで圧勝し、ベスト8入りを果たした。ユゴの勢いは止まらず、非常に激しい戦いぶりだった！

張本智和の対戦相手はアン・ジェヒョンだった。張本はちょうど横浜大会で男子シングルス優勝を果たし、勢いに乗っていた。スウェーデングランドスラムでは中韓の激突となった。試合開始後、アンが先手を取り積極的にポイントを重ね、終盤に追い上げられたものの11-8で第1ゲームを先取。第2ゲームはアンが急に失速し、多くのミスが出て4-11で落とした。第3ゲームはアンが序盤に遅れたが、その後猛烈な攻撃で11-7で取り返した。第4ゲームは張本が背水の陣でアンを圧倒し、序盤から大きなリードを築き、終盤にアンの4連続得点で詰め寄られたが11-9で勝利。最終セットではアンが巻き返し猛攻を仕掛け、リードを広げた。張本は粘ってマッチポイントをいくつか救ったが、追い上げきれず8-11で敗れ、まさかの敗退となり大きな驚きを呼んだ！

現在、すでに4人がベスト8に進出し、張本智和の敗退で中国チームは強敵を一人減らした。しかし最大のライバルであるユゴはまだ残っており、中国チームの優勝へのプレッシャーは依然として大きい。さらに、残るは林詩棟ただ一人であり、彼は三種目に挑戦している。果たして中国チームの栄光を守ることができるか、見守りたい！

文／体壇小説