
アルジェリア国民は、同国代表が決勝トーナメントで敗退したため、期待していたような祝賀の機会を得られなかった。サポーターのモハメド・ワシム・ハムーシュ君は、自身や多くのアルジェリアファンが試合後悔しさを感じているものの、スイス代表の方が良いプレーをしたと認めている。同君は、アルジェリア代表が今後のW杯でさらに勝ち進むことを期待していると述べた。
スイスの2得点は、前半11分のブレル・エンボロと、後半開始早々のダン・ンドイェによって決められた。この結果、スイスは7月7日にカナダ・バンクーバーで行われる予定の、コロンビア対ガーナの勝者とベスト16で対戦する。

今回でスイスは4大会連続でW杯の決勝トーナメントに進出している。しかし、同チームは1938年大会以来となる決勝トーナメントでの白星を未だに探し続けている。直近3大会のW杯でベスト16に進出しながらも、スイスはいずれも勝ち進むことができなかった。
一方、アルジェリアはW杯の旅をベスト32で終えた。北アフリカのチームが、前回2014年大会(ベスト16で後の優勝国ドイツに敗退)以来、この世界最大のサッカーの祭典に復帰したのは今回が初めてだった。

アルジェリアは試合開始から約10分間、積極的に立ち向かい圧力をかけた。しかし、11分に若手のヨハン・マンザンビが右サイドを突破し、中央へ折り返したボールをエンボロが簡単に合わせて先制点を許した。後半開始早々には、ンドイェがペナルティエリア外からシュートを放ち、GKルカ・ジダンを破ってスイスがリードを2点に広げた。欧州のチームはその後も何度か決定的なチャンスを作ったが追加点は挙げられず、2-0の勝利を守り切った。
グループステージでは、アルジェリアはオーストリアと3-3で引き分け、キャプテンのリヤド・マフレズが2得点を挙げるなど、成績最優秀の3位チームの一つとして決勝トーナメント進出を決めていた。

スイスに関しては、20歳のミッドフィールダー、ヨハン・マンザンビが引き続き印象的な活躍を見せ、1アシストを記録し、大会通算成績を4試合で2ゴール2アシストに伸ばした。一方、アルジェリアのヴラディミル・ペトコビッチ監督は、2014年から2021年まで率いた古巣のチームを打ち負かすことはできなかった。

先発メンバーに関して、アルジェリア代表監督はヨルダン戦から3つの変更を行い、守備的な布陣を選択した。ゴールキーパーには、ウサマ・ベンボトに代わってルカ・ジダンが先発に復帰した。守備陣では、ラヤン・アイト=ヌーリが左サイドバックで復帰し、ラフィク・ベルガリが引き続き右サイドを務めた。中盤では、ラミズ・ゼルーキが守備的ミッドフィールダーの位置で先発に復帰した。一方、イブラヒム・マザが引き続きゲームメイクの役割を担った。前線では、ペトコビッチ監督はアミン・グイリに代えてリヤド・マフレズをフリーロールのフォワードとして起用し、ファレス・シャイビとコンビを組ませた。