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大舞台で決めた!エジプトがPK戦でオーストラリアを下す、AFC勢9チームは外国人選手含め全滅

日本時間7月4日午前2時、2026年北中米ワールドカップ決勝トーナメント1回戦で注目の一戦が行われた。ダラスのAT&Tスタジアムで、エジプト代表とオーストラリア代表は120分間の激闘の末、1-1で決着がつかず、迎えた壮絶なPK戦の末、エジプトが4-2(総合スコア5-3)で相手を下し、堂々とW杯ベスト16進出を決めた。このオセアニアサッカー連盟出身の“助っ人”が涙をのんで敗退したことで、今大会のAFC(アジアサッカー連盟)所属9チームは全て姿を消すこととなり、この惨憺たる成績はファンの間で大きな衝撃と議論を巻き起こし、「アジアはやはりサッカー砂漠だ」との声が上がっている。

この試合は実に目が離せない展開となった。前半13分、エジプトは見事な直接フリーキックの連携から先制点を奪う。ハフィズが右サイドから浮き球のパスを送ると、アシュールがファーサイドで相手DFを抑え込みヘディングでゴールに流し込み、“ファラオ軍団”が1-0とリードを奪う。後半に入ると、オーストラリアは攻勢を強め、55分にチャンスを迎える。オニールが左サイドのフリーキックからゴール前に放り込んだボールが、エジプトのディフェンダー、モハメド・ハニのオウンゴールを誘発し、スコアは1-1の同点となる。特筆すべきは、これがハニにとって今大会2点目のオウンゴールとなったことで、彼は1966年大会のブルガリア選手イヴァン・ヴツォフ以来、史上2人目となる1大会で2つのオウンゴールを記録した選手となった。

その後、残りの時間と延長戦では両陣営とも得点を奪えず、試合はPK戦へと突入する。最も劇的な場面は119分に訪れた。オーストラリアのトニー・ポポヴィッチ監督は一か八かの賭けに出て、経験豊富なベテラン、マシュー・ライアンを先発GKのビーチに代えて投入し、PK戦での勝率を上げようと試みる。だが、この賭けは失敗に終わる。PK戦では、オーストラリアのキャプテン、スターリングが1人目でシュートを枠の上へ外し、さらにヘリントンが4人目でクロスバーを叩く。一方、エジプトはサビール、ラビア、アブデルマギードが確実に成功させる。そして何より見事だったのはエジプトのキャプテン、サラーだ。彼は3人目でプレッシャーの中、見事なチップキック(スプーンキック)を披露し、GKを欺いてみせた。まさに大舞台で輝く大物選手の姿だった。こうしてエジプトは4人全員がPKを成功させ、PK戦を4-2で制し、クラブ史上初のW杯決勝トーナメント勝利という偉大な記録を打ち立てた。

エジプトの勝利は、アフリカサッカーに新たな歴史を刻んだだけでなく、今大会におけるアジアサッカーの完全な敗北を決定付けるものとなった。今大会は本大会出場枠が拡大され、AFCは歴史上最多の8.5枠(イラクが大陸間プレーオフを勝ち抜き出場)を獲得したが、決勝トーナメントに進出できたのは日本とオーストラリアの2チームのみだった。日本がブラジルに敗れ、オーストラリアがこの試合でシュート1本(枠内)に終わり、PK戦の末に敗れたことで、AFC所属チームは全て今大会からの敗退が決まった。

試合後、AFCの出場枠を巡る議論がファンの間で急速に広がった。多くのファンが「どうやらアジアの8.5枠は多すぎたようだ」と口にする一方で、「AFCは本当に全滅だ。オセアニアからの“助っ人”オーストラリアでさえ、期待に応えられなかった」と揶揄する声もあった。グループステージ全体を通して見れば、一部のチームが光る場面を見せることもあったが、大半のアジア勢は欧米やアフリカの強豪と対峙した際、フィジカルコンタクト、戦術の遂行力、そして重要な局面でのボール処理において明らかな弱点を露呈した。AFC勢の成績低迷の根本的な原因は実力不足であり、フィジカルに優れたチームは技術が伴わず、技術のあるチームはフィジカルコンタクトに弱いという状況だった。

今後の試合日程によると、ベスト16に進出したエジプトは次戦で、アルゼンチンとカーボベルデの勝者と対戦する。34歳のサラーは試合後、目に涙を浮かべながら「これこそが人生を懸けた一戦だと語ってきた。仲間たちと共に歴史を刻むことができて本当に嬉しい」と語った。一方、アジアサッカーにとって、今大会での総崩れは重い警鐘と言える。出場枠を拡大する一方で、どうやって中核的な競争力を高めていくのかが、AFCが今後直面すべき厳しい課題となる。

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