アルゼンチンはエジプトと同等の反則を犯したが、カードは提示されず
試合後、多くのエジプト選手、コーチングスタッフ、そしてファンは、自分たちのチームが重要な局面で不利な判定を受けたと主張している。試合後に最も注目された統計の一つは、警告カードの数の差である。
統計によると、アルゼンチンは11回の反則を犯し、これはエジプトの反則回数と同じである。しかし、アルゼンチンの選手は一度もイエローカードを受けなかったのに対し、エジプトは4枚のイエローカードを受けた。
この違いにより、多くのエジプトサポーターは審判の基準に疑問を呈し、同じ程度の接触にもかかわらず両チームが平等に扱われていないと主張している。
決勝ゴール前の場面をめぐる大きな論争
試合の最大の焦点はロスタイムに現れた。アルゼンチンが逆転の3-2とするゴールを決める直前に、モハメド・サラーがアルゼンチンのディフェンダーとの接触でペナルティエリア内に倒れる場面があった。

エジプトの選手たちはすぐに審判にVARで確認するよう要求し、PKの有無を判断してもらおうとした。しかし、主審はVARモニターを直接確認せず、試合を続行させた。その数秒後、アルゼンチンがカウンター攻撃を仕掛け、エンソ・フェルナンデスがヘディングで決勝ゴールを決め、劇的な逆転劇を完結させた。
エジプト側をさらに憤慨させたのは、その少し前に彼らがアルゼンチンのゴールにボールを入れた際、VARチームが即座に介入して状況を確認し、そのゴールが認められなかったことである。
二つの場面でVARの使用方法に違いがあったことで、アフリカのチームは不公平を感じている。
エジプト監督が抗議し、イエローカードを受ける
決勝点を奪われた後、エジプトの監督はテクニカルエリアに飛び出し、審判に抗議した。この指揮官は、サラーがペナルティエリア内で倒れた場面がVARでチェックされなかった理由を繰り返し問いただした。特に、試合の行方を左右する可能性のある瞬間だったからだ。
しかし、説明を受ける代わりに、彼は即座に審判から抗議のイエローカードを提示された。この判定により、試合終了のホイッスル後もエジプトの選手たちが審判団を囲むなど、雰囲気はさらに緊張した。
論争はさておき、アルゼンチンは0-2でリードされながらも79分から見事な逆転劇を演じた。リオネル・メッシがクリスティアン・ロメロのゴールをアシストして点差を縮め、その後自ら同点ゴールを決めて2-2とした。そしてロスタイム2分、エンソ・フェルナンデスがヘディングで3-2の勝利を決め、前回王者を2026年ワールドカップ準々決勝に導いた。
しかし、審判団の判定、特に試合終了間際のVARの適用方法については、2026年ワールドカップ終了後も引き続き議論のトピックとなる可能性が高い。