ハノイ警察(CAHN)は、AFCチャンピオンズリーグエリート2026/27のプレーオフでアデレード・ユナイテッド(オーストラリア)を2-0で下し、ベトナムサッカー史上初の快挙を達成。アジア最上位のクラブ大会であるリーグステージへの出場権を獲得した。
8月11日夜、アデレードのアウェーで行われた試合。アレクサンドル・ポルキング監督率いるチームは序盤から積極的に攻め、早々にチャンスを作り出した。5分、ココがペナルティエリア外で巧みなボールさばきでマークを振り切り、カーブシュートを放つ。ゴールキーパーのジョシュア・スミッツが必死に飛びついたが、ボールはポストをかすめて外れた。
アデレード・ユナイテッドは10分、フアン・ムニスのフリーキックで応戦。ボールは壁を越えたが、ゴールキーパーのグエン・フィリップが手も足も出せないまま、ポストの横に外れた。
その後、ホームチームは圧力をかけ続けたが、危険なチャンスの大半はペナルティエリア外からのシュートによるものだった。ライアン・ホワイトが約25メートルの距離からシュートを放ったが、ボールはクロスバーを越えた。

ハノイ警察がアジア最上位のクラブ大会で歴史を作る。写真:CAHN FC
一進一退の攻防が続く中、CAHNは前半終了間際に意外な展開を作り出した。41分、ココがアデレード守備陣の背後へ非常に繊細なパスを送り、アラン・グラフィテ・ヘネンが抜け出す。ベルギー人フォワードはパナギオティス・キキアニスをかわしてから冷静にフィニッシュし、スミッツを破ってCAHNが1-0とリードした。
このゴールにより、ベトナム代表は後半を大きな心理的優位で迎えた。アデレードは同点を狙って陣形を押し上げざるを得なかったが、それがかえって守備の背後にスペースを生み出した。
64分、CAHNはホームチームの組織的なミスを完全に突いた。ヘネンが右サイドで大きなスペースを得て、前方に自由に進みながら観察し、中央へパスを送る。ココがペナルティエリア内にタイミングよく現れ、軽やかに処理してからシュートを放ち、CAHNのリードを2点に広げた。
残り時間、アデレード・ユナイテッドは陣形をCAHN陣内に押し上げ、かなりの圧力をかけた。グエン・フィリップも反応を見せ、後半開始早々にイーサン・アラギッチのシュートを飛びついて防いだ。
しかし、CAHNの守備陣は集中力を保ち、組織的にホームチームの終盤の攻撃を凌ぎ切った。アデレードは得点を返すことができず、0-2の敗戦を受け入れた。
この勝利により、CAHNはAFCチャンピオンズリーグエリート2026/27のリーグステージに進出した。ベトナムのクラブがプレーオフを突破し、アジア最上位のクラブ大会の本戦に臨むのはこれが初めてである。
日程によれば、AFCチャンピオンズリーグエリート2026/27の抽選会は8月18日にクアラルンプールで行われる。
CAHNに敗れたアデレード・ユナイテッドは、AFCチャンピオンズリーグ2 2026/27のグループステージに回ることになる。